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2022年7月6日

スズメダイの次はニセズズメ?!

こんにちは! トロパラで潜るなら、まずはスズメダイでしょ!ってことで、前回まで おススメのスズメダイを紹介させて頂きましたが、スズメダイの次はニセズズメでしょ! ってことで、今回はニセズズメの仲間たちを紹介させて頂きます。 ニセという名前 のせいで(?)なかなかメジャーになりにくい存在のようにも思えます、、、。 それと、 撮るのも難しいしね、、、。 頑張れ、ニセスズメ!
スズメという名前は同じですが、お姿は全然違います(;^_^A あ、眼の鋭さ(怖さ?)は同じかも(笑)。


まずは、

リュウキュウニセズズメのオス!

リュウキュウニセズズメのオス!  これ、どうやら婚姻色のようです。 水深3mでレモンスズメダイの赤ちゃんを撮って いたら、突然出て来ましたぁ~! こんな浅いところにこんな派手なお方がいるとは 思っていなかったのでビックリしましたよぉ~。 で、後ろを追いかけてたのがこのお方!

リュウキュウニセズズメのメス!

リュウキュウニセズズメのメス!
くぅ~、全然違いますなぁ。 オスが婚姻色になってたってことは、この後何かあったのか?  でも、この時はオスの派手さに目を奪われて、オスばっかり狙っていたので、どうなったのかわからず、、、。 そして、メスは撮れて なかったのですよ。 すっかりいなくなっちゃったから、一度席を外して戻って来たら、メス だけ出て来た。 と言っても、一瞬だったけど。 その後はどちらにも逢えてないので、 貴重な出会いだったかも。 余裕があったら、水深3mですから安全停止を兼ねて狙って みて下さい~! いやぁ、マヂびっくりしますよ!

お次のニセズズメの仲間は、

ダスキードティバックの黄色ヴァージョン

ダスキードティバックの黄色ヴァージョン!
なんで、わざわざ黄色というのかというと。

ダスキードティバックの黒ヴァージョン

ダスキードティバックの黒ヴァージョン !もいるんです~。 こんなです。 セブの他のエリアでは、高さが50㎝未満の小さめの岩に住んでいることが多いのですが、ここでは高さ2mを超す大きい岩にも住んでいます。 ストロボが当たらないと 黒くてよくわからないニセズズメの仲間たちがこういう岩に住んでいるので、始めは別種なのかと 思いました(;^_^A


ストロボが当たらないと黒っぽいのは、

オレンジスポテッドドティバックかな

オレンジドティバックと思われるお方です。 まぐれで明るく撮れましたぁ~(笑)! 他の写真はオレンジ斑点が見えません。(;^_^A この体のオレンジの斑点が特徴なので、たぶん合ってると思いますが決定打なしです。 さっきの黒いダスキードティバックとの違いは、その斑点の色で、ダスキードティバックは青っぽい 斑点です。 尾ビレが黄色いのも特徴なんですが、水中では同じく見えるこのお方は、

パプアンドティバックかな

パプアンドティバックなのか!  背ビレや鼻(じゃないけど)の色から、パプアンドティバックではないか、とのことです。 この貴重な情報は、ニセスズメ振興会会長の山田さんから頂きました。 ありがとうございました。
ニセズズメの仲間の図鑑(英語です)が出た時に、出版社が学名を間違ったことから、 他の図鑑や熱帯魚さんの情報も間違ってしまった、という情報も教えて頂きました。
あぁ、なんでそんなことまで知ってるんですか! 恐るべし、変態! 違った、恐るべし、知識! どうも、著者本人から聞いたようです。 その人脈も凄いですねぇ。

最後は、ヴァリエーションなのか、不明種です、、、。

ニセズズメの仲間

不明です、、、。
これまた、水中では黒いお方にしか見えません。 が、運よくストロボが当たったら、尾ビレの 縁が黄色かった! しかも、尾ビレの付け根の上下は青い縁取り! くぅ~、こんなニセズズメ いるんですか! 体にある斑点が黄色っぽいので、オレンジスポテッドドティバックの可能性も あると思うのですが、尾ビレの模様(色)が納得きませんなぁ。

他にも撮れてない(ニセズズメの仲間は強敵です(~_~;))お方もいるので、撮れたらまた お知らせさせて頂きます。

次回もお楽しみにぃ~! 

撮れましたぁ~!

ダブルストライプドドティバック

水中では、白黒のストライプが目立ちますが、出て来ている時間が長いと、顔の黄色さにも驚かされます! 水深一桁にもいるので、狙うなら浅いほうがいいよねぇ。

こんなお方は定番?

クレナイニセスズメ

こちらはセブの定番かな? 基本的には20mの声を聞く頃から登場しますが、浅いと15m付近でも見れるので、これまた狙うなら、浅瀬?

また別のニセズズメさんが撮れたら、お知らせします~!